日時・ランク・天候
 2011年 9月15日(木)〜18日(日)   D−C−11
 晴・曇・小雨      6人参加
コースタイム
  集合 : 戸塚駅暫定駐車場  5時20分
  解散 : 韮崎IC        4時00分
 
9月15日
  日向山登山口9:50‥‥10:301350m10:35‥‥11:30日向山11:40
  ‥‥14:10鞍掛山分岐14:20‥‥16:40大岩山
9月16日
  大岩山5:30‥‥12:40烏帽子岳13:00‥‥13:40三ツ頭下分岐13:55
  ‥‥15:00六合石室
9月17日
  六合石室5:30‥‥6:05三ツ頭下分岐6:20‥‥8:20中ノ川乗越8:35
  ‥‥9:40第二高点9:50‥‥12:20鋸岳12:30‥‥14:00角兵衛沢コル
  14:10‥‥15:20大岩下ノ岩小屋
9月18日
  岩小屋5:50‥‥7:40戸台河原8:10‥‥(渡渉)‥‥9:50赤河原分岐
  10:00‥‥12:40大平山荘12:45‥‥13:00北沢峠

 歩行時間:@ 5時間40分 A 7時間20分 B 7時間30分 C 6時間30分

 休憩時間:@ 1時間10分  A 2時間10分 B 2時間20分 C 時間40分
報告事項
 大岩山から烏帽子岳へのルートは、踏み跡は少なく確実に稜線をたどるルートファイデングを強いられる。途中には石楠花とハイ松の藪も多くあり非常に迷うルートだ。
 更に下り傾斜60度40mがあるが、鎖・ロープが最近付けられた様で安全に降りられる。
 角兵衛沢を下り赤河原分岐までは、渡渉があり、出来れば事前に水量の情報を掴みたい。   

 パッと視界開け賑わう花崗岩の日向山から錦滝方面へ下る道を左に見て、ザレた岩を登り、大岩山へと痩せ尾根に入り込む。大岩山の山頂付近に、どうにか見つけた寝心地のいまいちな場所で幕営。
 翌朝、ほどなく下ると、ほぼ垂直の下見るもぞっとする20m近い崖。・これに取り付けられた鎖、ロープを使って緊張しながら下降点まで降りる。そして、烏帽子岳へと大きな岩と苔むす樹林帯を歩くのだが、これ又かなりの急登である。シャクナゲとハイマツの藪をこぎ、時折り見かける目印と、リーダーの経験と勘を頼りに見事登りきる。それもリーダー前回来た時非常に分かりづらかったのでと、手拭を巻き付けておいたその木を目ざとく見つけ、一人感激悦に入る。
 三つ頭から左に折れ、六合石室で泊。
 ここから今回の主コース鋸岳へ。ガレた急登を熊穴沢ノ頭へ。そして中ノ川乗越へ下ってもう一度急なガレ場を登り第二高点へ。そこから草茂る急斜面を下り、鹿窓へのガレた急登で石くずをヘルメットに受けながら必死に登り切る。
 ホッとするも束の間、今度は長ーい鎖を使い降りると、ここでガスと小雨。眼前の6〜7m近い垂直の岸壁の濡れた足場を足でまさぐりながら、腕力で鎖を頼りに登り切るなどしながら、どうにか第一高点に辿り着く。
 後はガレた角兵衛沢コルを下るのみ。下る途中、右横を60〜70cmの大石が音をたてて落石。時間も経ち大岩下ノ水場で幕営。
 3日目朝、水量の増した沢の渡渉を繰り返し北沢峠に着く。なかなか緊張した己が金文字の日記帳に残る山行でした。 


日向山山頂 幕営をした大岩山
鋸岳を望む 鋸岳山頂
広い鹿窓の中 急なザレ場を登る